【先天性心疾患】グレン手術前 カテーテル検査
カテーテル検査決定
シャント手術後退院時(生後1ヶ月)、出生体重とほぼ変わらなかったおちびですが、
家に帰ってからは本当に心臓が悪いの?と思うほど母乳の飲みっぷりがよく、すくすく成長しました。
丸2ヶ月と少しおうちで過ごし、
生後3ヶ月過ぎの外来で体重が6キロを超えたこと(グレン手術の目標体重は5キロ)、spo2 が70台前半に下がっていたことから
カテーテル検査入院が決まりました。
カテーテル検査スケジュール
カテーテル検査は2泊3日の入院で実施されました。
1日目:酸素開始、採血、心電図、レントゲン、CT、エコー
1日目は立て続けに検査。
まずは入院前の待合で軽く問診。そこで酸素飽和度が67を記録。
何度も測り直すが変わらず…
看護師さんが5人くらいバタバタと集まり、その場で1リットルの酸素吸入が始まりました。
採血とともに翌日のカテーテル検査に向けて点滴のルートを取るのに大泣き。
この時のspo2 はなんと50台前半…
心配すぎる。
声が枯れるまで泣いて、私(母)の元に帰ってきた瞬間コテっと眠りにつきました。
痛いよね…嫌だよね…
平和な毎日に忘れかけていたけど、
本当によく頑張っててえらい!
2日目:カテーテル検査
○9時 母乳止め(検査6時間前)
○12時 水分止め(検査3時間前)
○15時40分 カテーテル検査室へ
○17時45分 病室へ戻る
○18時30分 麻酔から目覚める
○19時40分 主治医からのお話
○23時45分 脚の固定が外れる
まだまだ3時間ごとに授乳してるので、絶食はお互い大変だけど、抱っこで寝かしつけなんとか粘りました。
15時少し前に眠る薬を飲み、眠った状態で検査室へ運ばれました。
両親は病室で待機。
この間にささっとシャワーに入ったり夕飯食べたりして待ちました。
1,2時間の予定でしたが、1時間ほどで無事戻りました。
麻酔から覚めると錯乱する子も多いらしく、看護師さんにびっくりしないようにと言われて、びびっていましたが、
泣き方がいつもと違く、うなって怒ってるような感じがしましたが、それほど大暴れではありませんでした。
検査結果
グレン手術可能
○肺動脈は育っている
両肺動脈の断面積を足して2で割った面積(聞き間違ってるかもしれません)が目標150のところ148
○肺動脈圧も問題ない
肺動脈圧の目標が15以下のところ12
グレン手術は今日明日を急ぐレベルでは全くないけれど、酸素飽和度が低い(安静時酸素1リットルで75前後)ため、家に帰るとしたら在宅酸素になる。
在宅酸素も大変ですから、このまま入院継続して週明け手術しちゃいましょう!となりました。
しかし翌朝、手術の予定が入れられなかったので、やっぱり在宅酸素で一旦帰ってまた改めて手術日決めましょう!となりました。
心の準備がまだできてなかったので、一旦お家帰れてよかった…
いよいよグレン。
この子が生きるために必要な手術。
わかってる。
けれど今、目の前で元気にしている姿を見ると
手術に送り出すのはやっぱり怖い。
一つずつ乗り越えるしかない。
絶対に成功して何不自由ない生活を送る。
一緒に頑張ろうね。