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りこめも

おちび(5才)の子育て記録。その他雑記。

フォンタン手術後(術後経過 病棟編③)

 

 

 

↓この記事の続きです

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小児病棟

術後11日目:退院予定日が決まる

昨日の弱音のおかげか、早速退院予定日を早めて決めてくれた。

明後日。午前中の血液検査でCRPが下がっていれば午後退院…!

正直、おちびの体調が大丈夫なら一刻も早く帰りたい…

腰のせいも相まって付き添い生活が限界……

 

病棟には何ヶ月も入院されてる子もたくさんいて、みんな頑張ってるのに私は2週間位で何弱音を吐いてるんだと思う気持ちもあるけれど、、辛いもんは辛い…😭

 

世は新型コロナウイルスでロックダウンするとかしないとかの話で持ちきり…

ここにいた方が安全な気もするし、なんならおちびは人がたくさんいて構ってもらえて楽しそう…だけど私は帰りたい…

(振り返ってみるとこの日は随分弱気…笑

やはり自分の体調が良くないと気分まで落ち込むようです笑)

 

 

術後12日目

特に何もイベントのない日。

おちびはもう病棟が自分の家だと思っているみたい。笑顔全開。にっこにこ。

 

執刀医が回診に来てくれたので写真撮影をお願いする。(こんなことしてると手術が終わったことを実感…あぁよかった…)

抱っこしてくれようとしたが、おちびは全力拒否。

やっぱり外科の先生は覚えているのか?苦手みたい。

抱っこしなければ泣かなそうだったので、ベッド上で顔を近付けてくれる先生の横で真顔で撮影。写真撮れてよかった!

 

あなたの命の恩人です。

分かるようになったら笑顔でお礼しようね。

 

 

術後13日目:退院決定

予定通り、朝一で採血をする。

毎度のことですが、大号泣。

採血部屋があるのですが、そこが分かるみたいで部屋の前に連れて行った時点で、瞬く間に口がへの字になり、顔がくしゃくしゃになり、涙が溢れます。

 

頑張ってて本当にえらいよ…

大人だって手術はもちろん点滴もこんな連日採血されるのも嫌だよ〜

 

CRP:2.72

下がってました!!!退院決定!!!

わーい!よく頑張りました!!

 

 

主治医の話

○術後の回復がとても良かった

(看護師さんの話によるとフォンタン後こんなに早く退院する人は珍しいらしい。胸水、腹水など水がなかなか止まらずドレーンが抜けなかったり、感染したり、何もなかったのはすごいと褒められた)

○在宅酸素は継続(夜間のみ1リットル)

*この時点ではspo2 95〜96、酸素1リットルで99〜100

○三尖弁の逆流あり(軽度)

○右室機能良好

○運動制限なし、プールもOK

○保育園もOK

○経過を見て1年後に評価カテーテル

○その次の入院は高校生になったくらい

 

 

 

フォンタン手術。

妊娠中に心疾患が分かってから目標にしてた手術がようやく終わりました。

 

有難いことに、おそらくこの病気の中ではすごく順調に進みました。

それもこれも経験豊かな主治医の的確な治療と執刀医の正確かつスピーディーな手術、おちびの生命力の賜物だと思ってます。

 

それでも入院6回、カテ3回、手術3回、総入院数80日超、、私たち家族も本当に過酷でした…

 

1番頑張ったのは間違いなくおちびだけどね。

 

 

生まれてきてくれて本当にありがとう。

たくさんたくさん乗り越えてくれて本当にありがとう。

まだまだ小さいのに強くて頑張り屋さんで、とびきり可愛いあなたが息子で母さんは幸せです。

 

今までできなかったこと、たーくさんしようね!

 

 

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