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りこめも

おちび(5才)の子育て記録。その他雑記。

フォンタン手術後(術後経過 病棟編①)

 

 

↓この記事の続きです

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小児病棟

術後4日目

・酸素3L→2Lに

・心嚢のドレーンが抜ける(残り3本)

 

○一日中ぐったりしている

ママもパパもいないICUから、病棟に戻ってこれて安心したのか、一日中ぐったりしている。

くっついていないと怒るが、そばにいれば文句も言わない。

食事の時以外は横になっていて、食事中も何度も1人座りから、ころんと倒れるように横になる。

食欲は相変わらず旺盛で3食完食。

薬の副作用なんて嘘なんじゃないかと思うくらい食べることができている。

 

○肺のドレーンも明日には抜けそう

 

術後5日目

・肺のドレーンが抜ける(残り2本)

 

○うんちが出ない

何度か踏ん張るそぶりはあるものの、力が入らないようで出ず、諦めている。

昨日一日出なかったので浣腸をする。

→すぐに出る!

 

○術後初めて笑う!

ママがくしゃみをしたらニヤッと笑った!うれしい…

 

○肺のドレーンの管の入口?から染み出し

脇腹の方から入れているドレーンの入口からおしっこのような色の水分が染み出して洋服がびしょびしょに…これは…!と思い看護師さんを呼ぶ。

(感染したら怖いからね、早くドレーン抜けてほしい…)

応急処置としてガーゼを丸めたもので圧迫。様子を見ることに。

 

 

術後6日目

・右胸腔ドレーン×2 抜ける(ドレーンなし!抱っこ可能に!)

付き添い中にドレーンがあるの辛かったー!母の無力感ね、抱っこもできないし。

やっと抱っこできるようになって、おちびも笑ってくれた…!

(まだ1日に数える程だけど、不意に笑顔を見せてくれる!医療従事者や掃除のおば様にはまだ敵意剥き出しだけど、少しずつ身体が楽になってるのかな…!)

 

○点滴も少しずつ内服に切り替えていく

元気になってきたのはいいんだけど、太ももの付け根の点滴ラインが気になるようで、気付いたらイジイジ触ってしまう…そして血が染み出す…💦

外科の先生に見てもらうと抜けている訳ではないみたい消毒して、テーピングし直してもらう…!

 

 

術後7日目:ワーファリンが効かない

・cvライン抜く、手にルート取り直し

足の付け根から入れているCVラインがあると動きが制限されるので、CVラインを抜くことに。

ワーファリンが効かないため、ヘパリンの持続点滴がやめられず、手の甲に点滴ラインを取り直し。

 

○直母再開

全てのドレーンが抜けて抱っこできるようになったので、直母ができるように。

ただ術後、欲しがらなくなったのでこのまま断乳するのもありかも、と思い悩む…

 

母乳再開となると水分制限があるので、前後の体重を測らないといけない。

複数の看護師さんに相談してみることに。

3児のママさん看護師さんとお話して続けることを決意…!

 

「お母さん、○○くんこんなに頑張ってるやん。さらに大好きなおっぱい取り上げなくてええと思うよ?まだ1才2ヵ月やろ?いいよいいよ。WHOは2才までは母乳推奨してるし、可愛いやん。いっぱい甘えさせてあげようよ。」

 

たしかに断乳を考えるお母さんも多いらしい。

術後は物理的に母子分離するので、チャンスと言えばチャンスだからね…

文字にすると上手く伝わらないんだけど…すごく温かくて私に響いた。

 

おちびは今手術を頑張って、術後もしんどいのを頑張っている。

精神的にも今は一つでも安心できるものがあるのはいいことだと思い、再開することにした。

 

酸素をつけてにこにこしながら見上げてくる顔。本当に可愛い…

 

あああ、無事でよかった。ほんとに。

 

 

 

 

 

長くなるのでここで区切ります。

 

 

#両大血管右室起始症  #肺動脈閉鎖症 #僧帽弁閉鎖  #左室低形成 #右室型単心室