フォンタン手術後(術後経過 病棟編②)
↓この記事の続きです
小児病棟
術後8日目:微熱、炎症数値が上がる
微熱 37.5度
CRP 8.34
朝から37.5前後の微熱が続き(機嫌は良い)、なんか変だと思った矢先、血液検査の結果、炎症反応が出てると言われてしまう…
細菌培養検査をしようと再度採血、別の炎症を測る項目(プロカルシトニン定量)の数値が異常値ではない為、感染は一旦否定される。
前回コイル塞栓術で「コイル」に身体が過剰反応し、炎症を示すCRPの数値が15まで上がって熱が出たので、今回は「人工血管」に身体が過剰反応している可能性が高いと考える。とのこと。
なるほど、またしても身体が異物だと思っちゃってるみたいね…
ひとまず感染ではなさそうなので一安心。
術後9日目:ヘパリン中止
ワーファリンが効かないため持続点滴でヘパリンを入れ続けていたが、
ワーファリンは数値上効いてないけど、体質的に数値に出るまで時間がかかってるだけだと判断する。とのこと。
持続点滴は行動も制限されるし、本人もストレスになるから取っちゃいましょう。とラインを取る…!
久方ぶりの両手フリー!よく頑張ったね…!
そうそう、いつも手のルートが取れるとかなり芳しい香り(くちゃい)を放つのですが、
今回ほぼ無臭でした!!!
ルートをとる直前に手を石鹸で洗っただけなんだけど、全然違う…!
次回もよく洗ってあげようと思ったのでした。
術後10日目:ワーファリンが効いてくる
ワーファリンが数値上効いてきて(効き過ぎてる)ので減薬することに。
よかった…
CRP 5.72
CRPも峠は越えたようだ。
この日、おちびを抱っこしようと持ち上げた瞬間、ぎくっとやってしまった。
出ました…ぎっくり腰…
私、腰痛持ちで何度かやってるんですけど、付き添い生活では初めてでした。
横になるだけでも痛い。起き上がるのが痛い。あぁ辛い…
サブの主治医先生に「腰が痛いので、できれば早く帰りたい」と弱音を吐いた。
「もちろん、この子の体調最優先で」と付け加えて…
どうやらカルテに書いてくれたみたいで、会う看護師さんみんな心配してくれる。
恥ずかしい…
しかしこの病院の看護師さんは全員優しい…
人間ですから、1人くらい合わない人がいてもおかしくないと思うんだけど、
1人もいません。
全員好きですほんとに。
おちびはもうここが家だと思っている気がする。
外科の回診が終わってから?痛いことをされないと気付いたのか
会う人みんなに愛想を振りまいている…
術後とは思えない余裕の笑顔。
あんまりニコニコ笑いかけるもんだから、みんなが手を止めて反応してくれる…ありがとうございます…
抱っこするのが辛いので、ずっとベビーカーで病棟をぐるぐるして過ごした。
(ディズニーのパレードみたいと言われた笑)
今回はここまでにします!
また書きます!
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