フォンタン手術前 カテーテル治療①(側副血管コイル塞栓術)
カテーテル治療(側副血管コイル塞栓術)スケジュール
カテーテル検査は3泊4日の入院で実施されました。
1日目:採血、心電図、レントゲン
1ヶ月前の記憶があったのか、病棟の待合室でどこだか気付いて大号泣…
「普段からよく泣くんですか?」と看護師さん聞かれてしまった。
spo2 は号泣してて70台前半くらい。(83,4はあるはず)
普段は全くと言っていいほど泣かない子なんだけどな、、今回も大変そうだ…
(眠い時はぐずるけど、ギャン泣きはしない)
体重10.4kg(洋服込み)、身長74.6cm
M先生は採血が上手いみたいで15分ほどで帰ってきた(毎回指名したい…)
レントゲン も心電図も痛くないのに大号泣。
ちょっと母が部屋を出ようとすれば大号泣。
何されるか分かったもんじゃないものね。怖いよね。
よく頑張っててえらいよほんとに。
側副血管コイル塞栓術とは
明日の治療説明。
低酸素血症のため、身体が酸素を求めて本来要らないオリジナルの血管を生やす。
おちびの場合は、大動脈から肺動脈にかけてかなり太めのものが2本、あともう1本動脈からどこか(忘れた)に繋がってるらしい。
前回動画を見せてもらったが、素人が見ても名前が付いていない血管だとは思えないくらいはっきり太く血流がある。
フォンタン手術はチアノーゼをなくす機能的根治手術のため、
動脈と静脈が交わる血管は必要がないため、コイルを詰めて栓をする。
コイルはプラチナ製。
2日目:カテーテル治療
○4時30分 食事止め(検査6時間前)
○7時30分 水分止め(検査3時間前)
○10時00分 トリクロ
○10時15分 寝る
○12時05分 カテーテル検査室へ
(前の検査が1時間半遅れ、2時間弱寝たおちびはすっきりお目覚め😂両親お見送りの後、一瞬泣きそうになったけど、エレベーターで愛想を振りまき、主治医に抱っこされてニコニコ入室したらしい 笑)
○14時00分 病室へ戻る
○15時30分 麻酔から目覚める
○15時40分 主治医からのお話
○20時10分 脚の固定が外れる
最近は夜間授乳も多くないのであれ?朝ごはん遅いな?くらいで特に食べたそうなそぶりもなく、絶食が辛そうでなくてよかった。
両親は病室で待機。
3時間近くかかると言われてた所、2時間で戻って来れました。
脚の固定が外れるまではご機嫌ななめで大変だったけれど、疲れているみたいで昼寝もたっぷりして、夜も22時には眠りについた。
3日目:カテーテル治療翌日(発熱、嘔吐)
38.5度前後の発熱(機嫌の悪化)→解熱剤を繰り返す。
いつもの薬が飲めなくて嘔吐。
(わたし全身に浴びちゃいました…3泊のつもりで自分の着替えは最低限しかなくてジーパンで寝ることに、そしてこの翌日ジーパンもやられる…笑 パパが着替えもって来てくれてギリセーフ… 入院予定のママさん、自分の着替えも余分に持って行ってくださいね!)
看護師さんが来て大泣きして嘔吐。
発熱はよくあること、嘔吐は原因が分からないが「きっかけ」があるから、そんなに気にしなくて大丈夫とのこと。
4日目:カテーテル治療翌々日(発熱、嘔吐、退院延期)
明け方39.5度まで熱が上がり、解熱剤で下げる。
朝の回診では「熱もあるけれど、まぁコイルの影響でしょう。発熱はよくあることですから。」という感じでしたが、
帰る前に「念のため採血をしときましょう。」
と言われて採血したら炎症を示す数値、CRPが14.88あることが判明。(通常0〜0.3)
あっという間に退院延期になりました…
そしてこのCRPの値、異常値(普通の風邪だと1~2くらいにしかならないらしい)で色々な検査をすることに。
インフルエンザ、ノロウイルス、ロタウイルス、アデノウイルス…全て陰性!
そりゃそうでしょうよ…おちびは一人っ子。
ほとんど外出しないで引きこもり。(せいぜいベビーカーでお散歩)
今回の入院に向けてこれでもかと感染症対策してるのです。ここで感染症なってたらもうどうしたらいいかわからない!笑
同時に細菌検査、1日3回抗菌剤の点滴(1ショット)をすることに。
検査は培養が必要で外部機関に委託しているので、土日を挟んだこともあり、数日かかるとのこと。(しばらく退院できないということ~泣)
まぁこの高熱がある状態で家に帰っても心配なだけだから、
病院で診てもらえるなら安心です。
私は小さなベッドに身体を曲げて寝るのが辛いけど、おちびが隣にいないと泣くからね。
ママも頑張るよ~!
長くなるので一旦区切ります。
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